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優れた理化学機器を世界へ、日本へ。輸出入で社会に貢献する商社

教育・医療・農業の貿易専門商社として50年

西早稲田駅と東新宿駅のちょうど中間辺り、明治通り沿いに、今回訪問したオガワ精機株式会社の本社はあります。

オガワ精機の設立は1968年。それ以前から理化学実験用各種機器類の製造販売を行っていた小川精機株式会社から、輸出事業の業績向上に伴い、貿易専門商社として新たに設立されました。ということは2018年で設立50年。この分野では老舗といえる会社です。

オガワ精機が入居するビル

現在は理化学機器、精密機器、そして医療機器などの輸出入を中心に手がけています。世界各地と取引を行っていますが、特に多いのは東南アジアやアフリカなどの新興国。それらの国の教育、医療、農業の3分野に関する資材および機材の輸出入がビジネスの中心となっています。
こうしたビジネス展開は、教育、医療、農業の分野はライフラインであり、時代がどう変わろうとも必要不可欠であるという会社の考えによるものです。ODA(政府開発援助)関連の入札に関わることも多く、社会のため、そして世界のために貢献しているという実感が持てる職場でもあります。

書類を精査し、入札に臨む輸出部門

実際に働いている社員の方にお話を伺ってみました。まずお話を伺ったのは、入社8年目の会田優子さん。営業部の輸出部門に所属しています。

「大学では総合政策学部で国際関係などについて学んでいました。そこで興味を持ったのが物流業界だったのです。世界をつなげる仕事だし、社会がどんなに変化してもなくならない仕事だと思いました」

営業部 輸出部門 会田優子さん

そして大学卒業後には、国内大手の物流会社に就職したものの、合わないかもしれないと思い、退社。それから転職サイトなどで商社を中心に転職活動を行い、大卒2年目にオガワ精機に入社したそうです。

入社後は輸出部門に所属し、ODA関連の入札を中心に、アフリカなどの教育・医療機関向けの輸出などを担当してきたといいます。

「基本は、海外のお客様とメールでやりとりをしながら業務を進めていきます。書類もメールもほぼ英語なので、入社当初はメールの文章の添削を先輩社員にお願いしながら業務を進めていました」

さまざまな仕様書や入札関連の申請書など、作成しなければいけない書類の多い点がこの業務の特徴だと語る会田さん。数千万円から億単位の契約になるので、記入漏れなどがないよう、細心の注意が求められます。

上司に相談

また、こうした書類作成に関する苦労以外にも、一つの業務のスパンが長いといった苦労もあります。公示から入札、そして契約、輸送、機器の設置といった過程が必要なため、半年以上かかることもあるそうです。

「建築関連の案件などでは、1年以上かかることもあり、入札で提示した機器が機種変更してしまうといったことも起こります。また相手国の法律的な部分が変わるなど、注意しなければいけないことはたくさんありますね」

メールに書かれていないことまで読み取ることが大事

そんなオガワ精機の、輸出部門ならではのやりがいはどんなところにあるのでしょうか。

「やはり一つのビジネスをきちんと終えられたときの達成感でしょうか。入札に参加して受注できたときは、もちろんうれしいのですが、さまざまな課題をクリアしつつ先方に機器を納入できたときは心底ホッとしますね」

デスクワーク

輸出先から、設置し終えた機器の画像が送られてくることもあるそうです。

「『こんな風に大切に使われていますよ』というように、画像が送られてくるとやっぱりうれしいですね。メーカーの方もどのように使われているのかを見ることは少ないと思うので、画像を転送したりしています」

メーカーとお客様の間に立って、ビジネスの流れをスムーズにするのが私たちの仕事だと語る会田さん。海外とのやり取りの基本は、英語で書かれたメールや書類になるので、相手の言っていることを正確に読み取ることが大事なのだそうです。さらに書面に書かれていることはもちろん、そこに書かれていないニュアンスまでも読み取ることが重要なのだそう。

「直接会って話をするわけではないので、『これは否定的なニュアンスなのではないか』というように、いろいろと想像を巡らせながら業務を進めることも必要になる。そうしたスキルも、今後は磨いていきたいですね」

オフィスで微笑む会田さん

販売した機器のフォローまで行う輸入部門

貿易専門商社のオガワ精機。もちろん輸出だけでなく、輸入も行っています。そんな輸入部門に所属する渡邊薫子さんにもお話を伺いました。

国立大学で工学を学びながらバンド活動も行っていた渡邊さん。大学卒業後もそうした活動を続けていきたいと思い、就職活動はしなかったのだとか。同時に、青年海外協力隊に参加したいという想いもあり、その夢を大学卒業後に実現。2年間の任期でガーナへ赴き、現地の学校で物理を教えていたそうです。

営業部 輸入部門 渡邊薫子さん

「活動期間が終了する頃になると、多くの隊員が帰国後の就職を考えて、ネットの転職サイトなどを検索するようになりました。私は漠然と海外に関わる仕事ができればいいなぁと思っていたのですが、何の資格も持っていなかったので、帰国後はまずTOEICを受けたり、簿記の勉強をしたりしていました」

その後、就職活動を開始。学生時代に学んだ知識も生かせるのではないかと考え、見つけたのがオガワ精機でした。そして無事採用が決まり、配属となったのが営業部の輸入部門だったのです。
青年海外協力隊に参加といった経歴を考えれば、輸出部門のほうが適しているような気もしますが…。

「そう言われればそうかもしれませんね。ただ、輸入部門では海外から仕入れた機器の検品や、取引先に設置するといった業務も発生します。そうした際に工学部出身者のほうが適しているという考えが、人事のほうにあったのかもしれません」

輸入された機器の動作確認

とは言うものの、こうした輸入部門での検品や設置業務に関するノウハウは、実際に働き始めて身につけた知識のほうが多いそうです。そのことについて渡邊は「理系出身者でなくても大丈夫!」と笑顔で応えてくれました。

営業だけど、サービス業的な側面も

輸入部門での業務の流れは、ウェブサイトに商品を掲載し、興味を持ったお客様と商談を進めていくというスタイル。お客様との商談がまとまった後も、納品までのスケジュールを管理したり、機器が日本に到着したら正常に作動するかどうかを確認したりと、多くの業務があります。

「大型機器も多いので、お客様側の設置場所にきちんと収まるかどうかも事前に確認します。また弊社は、納入した機器の正規輸入代理店にもなるので、納品後のアフターサービスなども行いますね」

デスクワーク

輸出と輸入と聞くと、業務内容がほぼ一緒のような印象を持ちますが、先ほどの会田さんの業務とはかなり違いますね。

「そうですね、もし私が輸出部門へ異動になったら、新卒社員のように業務を一から覚えていかなくてはなりません。私が知っている限りでも、部署間で異動したという事例はなかったと思います」

だからこそ、現在の部署で業務に関する精度を高めていきたいと語る渡邊さん。そのためにはもっと機器に関する知識を身につけなければいけないし、お客様がどのように機器を使用するのかといった現場の声も拾っていきたいそうです。

「営業部ではありますが、非常にサービス業に近いのではないかと思っています。メーカーとも、お客様ともコミュニケーションを密にしていかなければ、業務はスムーズに流れていきません。また社外の人とのやり取りから、気付かなかったニーズを知ることもあります。それが新しいビジネスにもつながっていくと思うので、その部分でも会社に貢献できればと思っています」

オフィスで微笑む渡邊さん

働きやすさが、この会社の一番の魅力

会田さんと渡邊さんそれぞれに、輸出部門と輸入部門の仕事の苦労や、やりがいについて語っていただきました。オガワ精機自体の魅力については、どのように感じているのでしょうか。2人に共通していたのが「残業の少なさ」でした。

「海外とのやり取りが多いと時差の問題で残業が多くなるような印象もありますが、メールが中心なのでそれほど問題はありません。入札の直前などは忙しくなるので残業もありますが、普段はそれほど遅くなりませんね」と会田さん。
渡邊さんも「残業が少ないだけでなく、1時間ではありますがフレックス制でもあるので、とても働きやすいですね。私は平日でもバンドの練習に参加しています」と語ってくれました。

また営業部門であっても、女性社員の場合は服装の規定がそれほど厳しくない点も魅力なのだそうです。男性社員の場合はスーツが多いのですが、女性社員はお客様のところへ伺う時以外はかなり自由とのこと。

最後に「どんな人に入社してもらいたいのか」についても聞いてみました。

資料を確認

「業務の多くは社内で行うことになりますが、時には現地へ行くこともあります。私もインドネシアなどに行きました。アフリカや中東へ行った社員もいるんですよ。観光ではなかなか訪れないような国へ行けるので、そうしたことに興味がある人には向いているかもしれません。また、ほとんどの人はこの業務を未経験から始めることになると思うので、それなら早くから身に付けるほうがいいと思います。そういう意味でも、若い人に来てもらいたいと思いますね」(会田さん)

機器の発送準備

「青年海外協力隊に参加していた私に限らず、さまざまな経歴を持った社員が働いています。そういう意味では、いろんな人を受け入れる土壌のある会社です。海外とのビジネスを志望しているのであれば、ぜひ興味を持ってほしいですね。また、パートの人も含めると女性スタッフが多い職場なのですが、そのぶん気を配ってくる人も多く、働きやすい環境だと思います」(渡邊さん)

デスクに向かいながら、常に世界を相手にビジネスを行う醍醐味。しっかり働いてしっかり休むというメリハリ。2人の言葉からは、この会社だからこそ得られる仕事の面白みが感じられました。

募集要項
社名 オガワ精機株式会社
住所 東京都新宿区大久保2-2-9
募集職種 貿易営業(貿易事務)
採用対象 新卒(2018年3月卒) / 既卒・中途
雇用形態 正社員
給与 月給 210,000円〜300,000円
福利厚生 <昇給・賞与>
昇給/年1回(1月)、賞与/年2回(業績による)
<手当>
通勤費支給(上限3万円/月)、交通費:実費精算
<福利厚生>
各種社会保険完備
仕事内容 理化学、医療機器、精密機器の輸出入に関する営業(事務)
勤務地 本社(新宿区大久保、明治通り沿い)
勤務時間 8:30〜18:30の間で実働8時間(休憩時間12:00〜13:00)
休日休暇 ・週休2日
・祝祭日
・夏季休暇3日
・年末年始休暇12月30日〜1月4日
・有給休暇(入社後半年経過より)
応募資格 TOEIC:700点以上、学歴:短大卒以上、未経験者歓迎
求める人材像 やる気/責任感/協調性のある人
採用予定人数 数名
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